ニューヨークではCiti Bikeに代表される自転車シェアサービスをよく見かけますが、ついに電動スクーター(モペッド: mopeds)のシェアサービスも始まりました。
実際に体験してみて便利ですごく楽しかったので、概要や感想をまとめてみました。
電動スクーターのシェアサービスってなに?
ニューヨーク市を拠点とするベンチャー企業、Revel Transit(レベルトランジット社)が始めた電動スクーター、モペッド(mopeds)のシェアサービスです。いわゆる原付バイクの電動版のことです。
2018年7月からウィリアムズバーグ、グリーンポイント、ブッシュウィックの3地域で試運転が始まったサービスがついにマンハッタンでも利用できるようになりました!
・使い方が簡単!アプリダウンロード後、運転免許証・クレジットカードの登録だけ!
・2人乗りもできる!
・ドッグレス(バイク置き場)・鍵なしで便利!
・電動スクーターだから給油の必要なし!
・初めて乗車する人の為の無料レッスンもあり!(要予約)
・ヘルメット付きで安心!(2サイズあり)
・1分単位の料金設定だからちょい乗りもできる!
利用方法
1.まずはアプリをダウンロード
アプリをダウンロードして、運転免許証とクレジットカードを登録するだけですぐに利用可能となります。(初回のみ登録手続きの為、費用5ドルが必要)
【App Store】https://apps.apple.com/us/app/revel-transit/id1410368210
【Google Play】https://play.google.com/store/apps/details?id=com.reveltransit
2.電動スクーター(モペッド: mopeds)を探す
アプリを使って最寄りのスクーター(モペッド: mopeds)を探して乗車します。利用する15分前には、アプリ上で予約をすることもできます。
3.返却
返却可能エリアであれば、どこへでも停車可能です(2020年5月25日現在は以下地図の青い部分が返却可能エリア)。ただし、普通自動車と同様に、歩道の縁石や消火栓の前、私道等は禁止です。また、次の利用者の為に、縁石に対して垂直に、バックで停車する必要があります。
https://gorevel.com/wp-content/uploads/2020/04/bronx-expansion-map-042720.jpg (レベル社HPより)
料金設定
初回のみ、登録手続きの為、費用5ドルが必要となります。また、電動スクーターの利用料として、1人あたり1ドルがかかります。
その後、1分ごとに31セントずつ加算されます。初期費用を除き、2人乗りで1時間約20ドルでした。
注意点
乗車の際は以下の点に注意する必要があります。
・21歳以上で運転免許証を所有している人のみ利用可能
・乗車の際は備え付けのヘルメット着用義務あり
・ハイウェイやブリッジの上は走行禁止
・最高速度は30マイル(時速48キロ)まで
・返却可能エリアであればどこでも返却可能だが、普通自動車と同様に歩道の縁石や消火栓の前、私道は禁止
・2人乗りできるが後部座席乗車の人は18歳以上、ヘルメット着用義務あり
・歩道や自転車レーンの利用禁止
おわりに
ニューヨークでは車だけでなく自転車を利用する人も多くみかけます。日本ではたまに車の運転をしていましたが、クラクションが鳴り響くマンハッタンの道路では怖くて運転しようという気にはなれませんでした。そして、ここだけの話恥ずかしながら私は自転車に乗れません(笑)
この電動スクーターのおかげで旦那さんと二人乗りして、ニューヨークの街を走ることが出来て、とっても楽しかったです!スクーターに乗ったことがなかったので最初は少し怖かったのですが、すぐに慣れて景色を楽しむことができました。
ただ、でこぼこ道では衝撃がすごいのでスピードの出し過ぎには注意です。実際に運転した旦那さんに感想を聞いたところ、とても運転しやすかったようです。電動だから給油の心配もないし、電池の減りも意外に少なく(1時間の走行で僅か5%減)、エンジン音もない。iPhoneホルダーも元からついているので、Google Mapを見ながら運転できます。おまけにUSBポートまでついているので、走行しながらiPhoneの充電までできます。
電動スクーターを利用する際はアプリの操作だけで、事前の準備もないので本当に便利です!今回1時間利用している間にも、5~6回は同じ電動スクーターの利用者を見かけました。(すれ違いざまにクラクションを鳴らして挨拶してくれたカップルもいました!)
マンハッタン内は台数や駐車エリアがまだまだ少ないですが、今後サービスが拡大するに連れて人気が出てくるだろうと感じました。
みなさんも一度乗ってみてはいかかでしょうか?楽しくてきっとまた乗りたくなりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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