【NY・マンハッタン】駐在妻が無料の語学学校・ESLに通ってみた!

ニューヨーク

ニューヨークへ住み始めてから苦手な英語を少しでも克服しようと語学学校へそろそろ通おうかな?と思い始めてから早半年。

私にとって慣れない土地に住むこと自体、大きなチャレンジだったけれどそれは旦那さんがいたから成り立っているわけで、更に新しいことに自らチャレンジすることってとっても怖くて勇気がいることでした。色々な理由をつけて後回しにしていた語学学校も友達からの後押しもあり、ようやく通うことを決意!今回は、自分なりに調べて気になった2校(日本人向けの塾とNY市図書館開催の無料ESL)について紹介したいと思います!

結論から言うと、私は図書館で開催されている無料のESLに通うことにしました。通い始めて3ヶ月程でコロナが流行り出し中止になってしまったので本当に短い期間でしたが、それでもあの時勇気を出して語学学校に通ってよかったと心から思います。帰国して1年以上経ってしまっているので情報が古いかもしれないですが、私のように語学学校に行くか迷っている方、通いたいけれど勇気が出ない方に少しでも参考になれば嬉しいです。

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日本人向け塾とNY市図書館での無料ESL

当時私はマンハッタンに住んでいたので、家から30分以内で通える語学学校がいいなと考えネットで色々調べて日本人向けの語学学校とNY市図書館が無料で開催しているESLの2校に候補を絞りました。

❶ibec language institute(日本人向けの語学学校)

実際に日本で語学学校に通ったことがないので勝手なイメージですが、日本でよくある英語塾という印象でした。

まずはメールでのやり取り(日本語なので安心!)で無料学校説明会の日程を決めました。説明会自体は1時間ほどで、その中で簡単なリスニングテスト?のようなものをしたり、コースの説明などを日本人の方にして頂きました。授業はプライベートレッスンとグループレッスンがあり、教えてくれる先生は全員ネイティブ。私と同じような駐在妻も沢山いるから友達の輪も広がるとのことでした!ibec独自のテキストを使い、文章を暗記して覚えていくようなスタイルだったと思います。

実際に入学する際はまず英会話総合診断テストを行い、自分の実力に合ったレベルのコース内容を選択します。入学金やテキスト代、月々の受講代等もちろんかかってきます。グランドセントラル駅から近いので、アクセスはとても良い場所です!

❷NY市図書館のESL

NY市の図書館で開催されるESLは春夏秋冬の4タームに分かれているため、初回の説明会兼テストに参加しなければ入ることが出来ないので自分の始めたいタイミングで出来ないのが難点です。ですが、週2回の1回2時間のレッスンが無料なのはとっても魅力的。(3回休むと今後の授業に参加できなくなってしまう制約あり)

ホームページにいくつか説明会兼テストの日程と開催場所が出ているので、自分の家から近そうな場所を選びました。特に事前申し込みはなかったので、当日直接図書館に行けば担当の方が案内してくれました。図書館の場所にもよると思いますが本当に様々な人種の方がいて、さすがニューヨークと感じたのを今でも覚えています。テストを受けた後、レベルに合わせてクラスが分かれるのですがその時の空き状況や説明会に行った場所?によってこれから通う図書館の場所が決まります。

どちらの語学学校に通うか正直とても悩みました。

日本人向け塾だったら手厚く基礎から英語を学べそうだけど、やっぱりそれなりに金額がかかる。NY市図書館のESLは無料だけど説明も全て英語だからちゃんと理解できるかも分からなくて不安…。私にはありがたいことにニューヨークにはご縁あって繋がれた数名のお友達がいたので、日本人の友達を増やすというよりは「いろんな国の人と関わってみたい」「ニューヨークという環境でしか出来ないことをやろう」という思いでNY市図書館のESLに通うことに決めました!

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NY市図書館のESLの入学テスト

説明会の後に1人ずつ先生と1対1で10分位のスピーキングテストと、絵を見てどんなことが書いてあるか説明するテストがありました。

テスト内容は、

・出身はどこですか?

・今はどこに住んでいますか?

・なんでニューヨークに住んでいるのか?

・休日は何をしていますか?

・ニューヨークを楽しんでいますか?印象に残っていることは?

・英語の勉強について1人でするのとみんなでするのどちらがいいか?

・テレビを見ることについてどう思いますか?

そんなようなことを聞かれた記憶があります。質問は分かっても答えたい単語がなかなか出てこなくてもどかしい気持ちになりましたが、なんせ1対1で逃げることが出来ないので間違ってもいいやと頑張って自分なりに伝え無事に終わりました。先生から中級クラスになるけど、時間帯はどれがいい?と言われ午前中のクラスを選択。場所は選ぶ余地もなく、説明会を受けに行ったハーレムにしか空きがないと言われてちょっと物騒な場所になってしまいました。

NY市図書館のESLに通ってみて

私が通っていたクラスはハーレムという場所もあってか、ヒスパニック系の生徒が多く年齢は様々で私くらいの20代からおばあちゃんまでの20名ほどのクラスでした。先生はスペイン出身の女性の方でとても優しかったです。クラスによると思いますが、私のクラスには日本人は私含め2名のみでした。授業はプリントが配られて、2人1組になって取り組んだりグループに分かれてディスカッションしたり様々でした。中級クラスといっても内容的には中学生レベル?で配られた問題を解くことは簡単でしたが、グループディスカッションが私はとても苦労しました。日本人はスピーキングが苦手と言われていますが、本当にその通りでむしろ他の生徒は私の逆。喋ることはできるのに、スペルがわからなかったり、リーディングの力がないようでした。また、様々な人種が混ざっていると発音もバラバラで本当に聞き取るのが難しかったので先生に通訳してもらったりしていました笑それでも最寄りの駅まで一緒に帰って頑張って喋ったり、授業の途中で雑談したり少しずつ馴染んでいくことが出来ました。そんな時にコロナが流行り始め学校は一時閉鎖になってしまい、そのまま私は本帰国することになってしまったのでとても短い時間しか通うことが出来ませんでした。正直、英語力が上がったかと言われたらなんとも言えませんが、実際に勇気を出して通ってみたことに私は意味があると思いました。もうちょっと早く、勇気を出して語学学校に通っておけばよかったなーと。

ただ、図書館の場所に関してはやはりハーレムというだけあって治安はあまりよくなかったです(笑)地下鉄は72St stationを過ぎてから一気に客層や駅の雰囲気が変わり、ハーレム図書館のある最寄り125St stationに降り立ってからは本当に同じマンハッタンなのか?と思っちゃいました。図書館までは駅から5分かからない程度で近いのですが、道中で薬の売買をしている人を見かけたり…笑とにかく高そうなものは身につけず、目立たないようにということだけ気をつけました。

おわりに

時期や説明会に行った場所、レベルによって通える図書館の場所が変わってきたり、クラスによっては日本人が多かったりする場合もあると思いますが、無料で週に2日2時間のレッスンを受けられるので通ってみてよかったと思います。「まずは英語に触れてみたい」「日本人だけの環境より多国籍の人と交わってみたい」と思っている人にNY市図書館のESLは向いていると思います。もう少し英語の力を伸ばしてみたいという方は、有料の語学学校と平行して通ってみるのもいいと思います。

毎回行き帰りはビクビクしていましたが、今となってはとてもいい経験だったし平凡な日常からほんの少し世界を広げられた気がして楽しかったです!もしまた海外に住むことがあれば、また通ってみたいと思います。

私と同じようになかなか勇気が出なかった方、是非チャレンジしてみてください★

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